◆Living Together計画について
突然ですが、みなさんやみなさんの友達や職場の仲間などの周りの人々の中で、HIV陽性者だという人はいらっしゃいますか?友達にいる、知り合いがそうだ、などHIV陽性者が比較的身近な人もいる中、大部分の人は自分の周囲にはHIV陽性者がいないという前提で生きていると思います。
しかし、本当は本人さえも気づいていないだけで、HIVはあなたの様々な人間関係の中にあるのかもしれません。
このように考えると、HIV/AIDSは感染に気付いている人の問題だけではなく、私たちにとって実はとても身近で大切に考えなければならないことなのです。
Living Together計画とはHIVを持っている人も持っていない人も、感染に気付いている人も気づいていない人も、もうすでにこの同じ世界を共に生きているというリアリティを共有するためのプロジェクトです。
1)目的
「HIVは身近な存在である」というメッセージを伝えること。
2)特徴
「HIVは身近な存在である」というメッセージを伝える際に「多様性」という視点を交えることにより現実的で様々な人に伝わるアプローチを用いていること。
「L.T.計画」では、HIV陽性者やその周囲の人が書いた手記を集めて冊子を制作・配付したり、それをもとにした朗読イベントを開いたり、クラブイベントや写真展、研修会のワークショップ、学校の授業・・・と、さまざまな集まりを捉えて、さまざまなアプローチが試みられてきました。
以下のロゴはその内の1つで、様々な媒体(ウェブ・雑誌・ポスター・広告・パンプレット・商品など)に掲載されることによりL.T.計画のメッセージである「HIVは身近な存在である」という認識を醸成します。
「L.T.計画」ではHIV陽性者の手記や文章を使って、すでにHIVと共に生きている私たちの生活をイメージしやすいよう様々な取り組みを行っています。多様なHIVの陽性者の経験談を耳にすることで、その人が持つ「感染後のイメージ」がしやすくなり、リアリティが生まれると思います。このようにHIVに対するその人の認識が変化した時、HIV感染を不安に感じている人や、恐怖に感じている人も自発的に検査を受ける第一歩になりやすくなります。
こうした一人一人のレディネス(準備性)を高めることが、様々な人が暮らしやすい地域社会になると思います。
HIVは明日あなたにとって身近な存在として触れることになるのかもしれません。誰にとっても他人事ではないというリアリティこそがLiving Together計画のコンセプトなのです。HIVを持っている人が生きやすい社会は、HIVを持っていない人にも生きやすい環境であるはずです。あなたの意識がほんの少し変わるだけでその影響が周囲に伝わり、よりよい社会環境が構築されるでしょう。
これをお読みになって少しでもHIVについてリアリティ=他人事ではないという意識が芽生えたら幸いです。
夏は出会いの季節!様々な出会いのイベントも盛りだくさんですが、一時の感情に流されずに思い出していただけたらと思います。
みんなでLiving Together計画を推進しましょう。
by SGM編集長
Living Together計画に賛同して頂いた方は是非ともクリックをよろしくお願いします。←FC2 Blog Ranking
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しかし、本当は本人さえも気づいていないだけで、HIVはあなたの様々な人間関係の中にあるのかもしれません。
このように考えると、HIV/AIDSは感染に気付いている人の問題だけではなく、私たちにとって実はとても身近で大切に考えなければならないことなのです。
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「HIVは身近な存在である」というメッセージを伝えること。
2)特徴
「HIVは身近な存在である」というメッセージを伝える際に「多様性」という視点を交えることにより現実的で様々な人に伝わるアプローチを用いていること。
「L.T.計画」では、HIV陽性者やその周囲の人が書いた手記を集めて冊子を制作・配付したり、それをもとにした朗読イベントを開いたり、クラブイベントや写真展、研修会のワークショップ、学校の授業・・・と、さまざまな集まりを捉えて、さまざまなアプローチが試みられてきました。
以下のロゴはその内の1つで、様々な媒体(ウェブ・雑誌・ポスター・広告・パンプレット・商品など)に掲載されることによりL.T.計画のメッセージである「HIVは身近な存在である」という認識を醸成します。
「L.T.計画」ではHIV陽性者の手記や文章を使って、すでにHIVと共に生きている私たちの生活をイメージしやすいよう様々な取り組みを行っています。多様なHIVの陽性者の経験談を耳にすることで、その人が持つ「感染後のイメージ」がしやすくなり、リアリティが生まれると思います。このようにHIVに対するその人の認識が変化した時、HIV感染を不安に感じている人や、恐怖に感じている人も自発的に検査を受ける第一歩になりやすくなります。
こうした一人一人のレディネス(準備性)を高めることが、様々な人が暮らしやすい地域社会になると思います。
HIVは明日あなたにとって身近な存在として触れることになるのかもしれません。誰にとっても他人事ではないというリアリティこそがLiving Together計画のコンセプトなのです。HIVを持っている人が生きやすい社会は、HIVを持っていない人にも生きやすい環境であるはずです。あなたの意識がほんの少し変わるだけでその影響が周囲に伝わり、よりよい社会環境が構築されるでしょう。
これをお読みになって少しでもHIVについてリアリティ=他人事ではないという意識が芽生えたら幸いです。
夏は出会いの季節!様々な出会いのイベントも盛りだくさんですが、一時の感情に流されずに思い出していただけたらと思います。
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